『ダメな私に恋してくださいR』1～6巻(最終)を読んだので感想など

ちょうど1年前くらいに10巻(完結)まで読んでいたのかー。
そして1年後の最近、続編のリターンズが最終回を迎えたので、その感想をば。

柴田と黒沢が付き合うことになって終わった本編というか前編。
↓本編というか前編というかの1～10巻を読んだ感想はこちら
upsetters.hatenablog.jp

続編のリターンズはその後を描くストーリーです。
最後は結婚して終わるんだろう。というのは容易に分かる展開ではあるんだけれど、
それでもやっぱりそこは「ダメ恋」。
最後までダレることなく、それでいてすぐゴールインして完結！というわけでもない展開でとても楽しめました。

あ～終わっちゃうんだなぁ。と寂しくなったけど、
でも、なんとでも描けるキャラクターたちなので、
またまた続編も期待しちゃうくらい、私は好きな作品。

ミチコがおバカで不器用なんだけど、ついつい愛おしく思えちゃうし、コミュ力が高すぎる。
なのに今までどうしてダメな男に貢いじゃってたんだろう。。
主任(黒沢)と偶然でも再会できて本当に良かったね！（誰目線だよ）

面倒見よすぎ。
サラリーマン時代、なぜ鬼のような存在だったんだろうか。
喫茶店やれるようになったから穏やかになれたのかな？
ていうかミチコに肉あたえすぎだよ！そりゃミチコよく肥えるわけだよｗ

リターンズの2巻あたりで、突然結婚の話が出てくるんですよ。
突然のできごとすぎて、柴田がパニックになってて主任と言い合いになってるところ
読んでるこっちがニヤニヤしてしまう。

アラサーが主人公のマンガには必ずと言っていいほど最近このネタ多い。
（最近多いと言っておきながら、過去は知らない私ですがｗ）
20代の頃はもがいてもがいて必死だったけど、

30代近くなってくると社会的な自分の価値みたいなものとか得意なこと、好きなこととかが、だんだん分かってきたりで
楽しいな、もうちょっと挑戦してみたいな。みたいな気持ちになってくると思うんですよ。

他の人はあまり分からないけれど、私の周りの働く同世代女子はそういう人多いんですよ。
なので、結婚を機に仕事をセーブするとか、辞めるとかもったいないな～って。

せっかく必死こいて20代を言葉を選ばず言えば「犠牲にしてきた」のにもかかわらず、
脂の乗ってきたタイミングでそれ取り上げられちゃうの？？みたいな。

子どもができてからでもよくない？
むしろ、子どもができてもなるべく積んできたキャリアは平等に扱ってほしいなって思ってしまうわけです。

私はなかなか子どもができないので、そこまで積まなくても良いキャリアをどんどん積んじゃっているわけですがｗ
子どもが授かれたら、また今とは違った働き方にチェンジしたらいいだけなのであって、それを本人ではない人が左右させたり最悪取り上げたりしないであげて欲しいな。

男の方が都合悪くなってくると、「オンナも働け」と世の中は言うんだけれどね、、、

ミチコはどちらも応援してくれるよいパートナーと結ばれて本当によかったね！
また続編を期待しつつ、「ダメ恋」でない新しいお話も楽しみにしたいと思います！

中原アヤ先生、ひとまず連載おつかれさまでしたー！^^

UPSET!!!!!!!!!!!!!!!!!