しまった油断した!ってくらいが心地いい。の巻。
電通のコピーライターでありCMプランナーの高崎卓馬さんが書かれた小説デビュー作を読んだ。
- 作者: 高崎卓馬
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/05/24
- メディア: 単行本
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短編集で、第一章は本のタイトルでもある『はるかかけら』というお話。
高崎さんて小説書いてたんだ〜ってAmazonでたまたま知った、ただそれだけで内容についてはまったく無知な状態だったんだけども。
油断しました。
ちょっと荒削りな部分もありつつ、生き死にについての書き方がすきでした。
“昨日が今日になっても
昨日がなくなるわけではない。”
“大切なのは始まり、なのです”
このあたり出てきて
泣くしかなかった。
いい言葉生みだすひとはステキな人だわ。