メ芸とMATに行ってきたよって話。
本当はYouTubeアノテーションの件をpost予定だったんだけど
今日体調悪くてがんばれなさそうなので、先に書けることから。
タイトルどおり、行ってきたので感想をば。
メディア芸術祭かー。
なんだかんだ身近な存在のメディア芸術祭。
でも、なんだかんだ2011年におもちのひとと行ったのが最後で
しばらく行ってなかったんだよね。
まぁ、そんな義務感かられて行くようなもんでもないけども。
カールステン・ニコライの思い出
さてさて。
今回アート部門の大賞を取ったのはカールステン・ニコライの作品ね。
私の中では彼は音楽家な印象が強い。
Alva Noto名義でノイズミュージックというかアブストラクトな音楽を世にはなってるひとって印象。
ICCの常設展示にも彼の作品はあったけど
Alva Notoとして彼の作品に出会ったのは、粉川さんの身体表現WSのゲストで「首くくり師」の首くくり栲象さんが来たとき。
その名の通り、首をくくるパフォーマンスをするヒトで‥.汗
1時間くらい薄暗〜いスタジオで、ひたすら首を吊っているひとを眺めるという異空間の中、かかっていたのがAlva Notoの音楽。
首を吊っている人を眺めつつ、聴こえるのはAlva Notoの無機質な音と、「ミシッ」とたまに聴こえる綱のきしむ音だけ。
あれはトラウマだなぁ。。
調べてたら当時の映像がYouTubeにあった!!!w
メディア芸術祭の総括的な感想
- だだっ広いのにこじんまり。
- 風呂敷いっぺんに広げてみました!みたいな雑多な印象。
「どれが印象に残ってる?」と聞かれても、、
先に書いたように私の中では
カールステン・ニコライ = Alva Noto ≒ 首くくり栲象さん
こういう方程式なわけで...w
なんだか今回は残念でした。
それと、これはメ芸に限らずずっと思っていたことだけれど
メディア・アートとは一体何なのかな?
私の中で、それが商業的なニオイがした瞬間にアートなのかどうかよくわからなくなる。
株の値動きのデータをビジュアライズ化?したものをアートとして表現している人を最近よく目にするけど
それを基に新たなUIを模索するみたいなことだったりした瞬間に、それはなんだか違うんじゃないかなぁとか思ったりする。
アート発信のUIはリテラシー高い人でないとついていけないんじゃないかなと。
リテラシが低かったりハンデのある人たちだったり、どんな人に対しても、情報は平等に伝える義務が私たち媒体者?発信者?にはあるんじゃないかなって私は思う。
んー…イマイチ何が言いたいのかわからなくなってきたのでこのネタはこのへんにしておく。
MEDIA AMBITION TOKYOにも行ってきたよ。
メ芸がメインだったけれども
ハッ、そういえば前に「行きたい!」とFacebookあたりにシェアしていたMATって
今やっているんじゃなかったっけ?と、ふと思い出してw
メディア・アート的なのヒルズでもやってるんだけどどう?
という急なノリにOKくれる心の広いひとで良かった(๑´ڡ`๑)
こっちでやってたことのが、THE メディア・アートって感じの印象。
印象に残っていることを雑多に。
ライゾマ、チーラボ、イメソにWOWさん。
色々ありましたね。
一番印象に残っているのは、
センサー感知して周辺も共鳴?するアレw←コラ
これね。
森脇裕之さんの「光の波紋」という作品。
こういう作品すき。
チーラボさんの光る球体の部屋←コラw
あれもなんだか分かんないけど面白い空間だった:-)
正式作品名は「世界は、均質化されつつ、変容し続ける」だそーよ。
静電気がすごくてバチッと思い切り電気攻撃を受けるハプニングあり。
電気を貯めやすい方、ご注意を。
イメソさんが関わってたエントランス付近にあった
Flip-Dot Wall for MAT
あの装置かっこよかったなー。
家にほしい。
(実際あったらカシャカシャうるさくてすぐ電源切ってしまいそうだけどw)
ライゾマさんのLEXUSの展示、臨場感あったけどこれは夜の方が楽しめそうだったね。
FREEDOMMUNE 0<ZERO>でやってた展示も体験してみたかったなぁ。
WOWさんの絵画に魂すいこまれそうになってる展示←雑w
「Ophelia has a Dream」です。
キネクト使ったインスタレーションだったんだけども。
これって昨春KITTEでやった「想い桜」に似てるなぁって思ったよ。
まとめ
秋ですか?っていうぐらい知的な休日でした:)
天気も良かったしね。
あともーちょっとで現像!と思ってたフィルムをダメにしてしまったという悲しい出来事もあったりして。
気を取り直して新しいフィルムで新しいものを撮ればいいじゃないか。
と、思いつつ、でもちょっと悲しかった:-(
メ芸もMATもちびっ子が結構いて、
楽しそうに展示に触れてる姿とか見ると、なんだかこっちがニコニコしちゃう。
高貴な芸術よりも、より身近かでみんながワクワクドキドキできるような
そんなアートが好きだし、そういうものがもっと増えてくといいなって思ったよ。
作り手の自己満足ばっかりのインタラクティブ業界になりませんように。切に願うよ。